[BOOKデータベースより]
現在のEUを凌ぐ大領土を、約五〇〇年保持していた古代ローマ。外敵に対抗し、領土内の人々の安全と食料を確保するため、ローマが取ったシステムとは。
第1部 すべての道はローマに通ず(ローマ街道の意義;ローマ帝国以前の諸外国の道路網;ローマ街道を使った国家統治・防衛と旅の安全・楽しみ方;ローマ街道の建設技術)
第2部 河川・海上交通がローマの繁栄をもたらした(何を、どこから運んだのか;船と運航者;航海で必要なインフラ(港と灯台、地図やガイドブック);海賊征伐が帝政ローマをつくった)
第3部 道とローマの繁栄
現在のEUを凌ぐ大領土を約500年間保持していた古代ローマ。外敵に対抗し、領土内の人々の安全と食料を確保するため、ローマがとったシステムとは。シビル・エンジニアが、古代ローマ繁栄の理由を語る。
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「すべての道はローマへ通ず」とはラ・フォンテーヌの至言ですが、古代ローマ帝国の繁栄は、そのインフラ工事の技術水準の高さによるものであります。このことは、塩野七生の大作『ローマ人の物語』や、人気コミック『テルマエ・ロマエ』でも詳らかにされているところ。本書は、アッピア街道と現代の第二東名高速道路との敷設技術の比較や、大人気の浴場の設計図はもちろん、公用旅宿「マンシオ」(マンションの語源)や、各地のガイドブック(なんと世界最初のガイドブックはヘロドトス著)など、往時の観光旅行の様子を偲ばせる話題満載の内容とな