- 「なぜ?」から始める現代アート
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- 価格
- 902円(本体820円+税)
- 発行年月
- 2011年11月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784140883648
[BOOKデータベースより]
よくわからないけれど、なぜか惹かれる、面白い。その「なぜか」を探求すれば、アートはもっと身近に、もっと面白くなる。作家と観客をつなぎ、現代アートと生のかかわりを問い続ける、当代随一のキュレーターが、いま最も注目すべきアーティストの作品と鑑賞のポイントをガイド。難解だと思われがちな現代アートが、かけがえのない出会いに変わる、めくるめく一冊。
第1章 日本画の遺伝子―屏風絵、村上隆、奈良美智、落合多武、アニメーション
第2章 出会う場所でアートは変わる―草間彌生、オラファー・エリアソン、レアンドロ・エルリッヒ、マイケル・リン
第3章 アートが科学を越えるとき―ジェームズ・タレル、池田亮司
第4章 「見る」ということ―ソフィ・カル、河原温、アンリ・サラ
第5章 身体性を呼び覚ます―エリオ・オイチシカ、リジア・クラーク、エルネスト・ネト、サラ・ジー
第6章 アートのポリティクス―マシュー・バーニー、フランシス・アリス、ロバート・スミッソン、蔡國強
第7章 越境するアート―SANAA、石上純也、トビアス・レーベルガー、リクリット・ティラバーニャ、シムリン・ギル、wah、フセイン・チャラヤン
作家と観客をつなぎ、現代アートと生の関わりを問い続ける、当代随一のキュレーターが、今最も注目すべきアーティストの作品と鑑賞のポイントをガイド。現代アートが、かけがえのない出会いに変わる1冊。
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「なぜ?」を5回繰り返すというのはトヨタの生産現場から生まれた、業務改善のための方法です。まぁ、今回ご紹介する一冊はそれとは(ほぼ)全く関係ない現代アートの考察本ですが。出だしの一文がなかなかしびれました。「私たちは「なぜ?」とか「これは何?」と問うたびに深く美しくなる生き物です。」何となくわかるようで、実は全然分からない、まさに現代アートのような一文ですね。「現代アートはわからない」と思う方にはぜひとも読んでもらいたい一冊です。かくいう私も、全く分からないのですが(笑)