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[BOOKデータベースより]
関東大震災の復興官庁は、政治に翻弄された―。「百鬼夜行」といわれるなか、疑獄事件が発生した経緯を描き、あわせて、大震災以後の日本にあらわれた社会意識の変化を、谷崎潤一郎、江戸川乱歩、夢野久作、西條八十、大宅壮一らの著作を通じて追う本書は、大震災と日本人について、歴史的視座からその深奥をとらえる。
第1章 関東大震災後の政治と後藤新平・復興院の挫折(大正後期の政治的布置状況;第二次山本権兵衛内閣の成立;後藤・犬養ラインの普選を軸にした新党運動の展開;新党計画の座挫折と後藤・犬養のヘゲモニー喪失;小括)
[日販商品データベースより]第2章 復興局疑獄事件とは何か―「伏魔殿」と化した復興官庁(「百鬼夜行の寄合い世帯」―新聞報道の開始;逮捕者の続出と土木部長の自殺;「神道明照教」と『米相場必勝法』―公判に見る震災後の官吏意識;小括―ありうべき復興官庁像)
第3章 「天譴論」から「享楽化」・「大衆化」へ―関東大震災後の社会意識の変化(関東大震災直後の共同性・平等性意識の強調;「天譴論」―産業文明への反省・自然回帰論の広範化;一・二年後の「享楽化」「頽廃化」;「復興」と『東京行進曲』的大衆消費社会の成立)
百鬼夜行といわれる中、疑獄事件が発生した経緯を描き、関東大震災以後の日本に現れた社会意識の変化を江戸川乱歩らの作品を通じて追う。大震災と日本人について歴史的視座からその深奥を捉える1冊。