- オカルト「超」入門
-
- 価格
- 902円(本体820円+税)
- 発行年月
- 2012年05月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784061385191
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 科学で読み解く迷信・言い伝え
-
価格:1,000円(本体909円+税)
【2021年10月発売】
- 心の対話 新装改訂版
-
価格:1,100円(本体1,000円+税)
【2017年06月発売】
- 心の発見科学篇 新装改訂版
-
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2017年02月発売】
- 悪霊 1 新装改訂版
-
価格:1,375円(本体1,250円+税)
【2017年05月発売】
- 心の原点 新装改訂版(第2版)
-
価格:1,375円(本体1,250円+税)
【2015年03月発売】

ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。
-
Tucker
-
映し鏡
オカルトに関する重大事件について、その成り立ちと背景を歴史研究家の視点から解説したもの。
オカルト関連の事件・遺物・文献などは、その時代を反映したものばかりだという。
例えば、UFO目撃談は、米ソ冷戦下の不安感が反映されているといった具合。
ただ、本書ではオカルトの代表的なジャンルとその歴史の解説に力点が置かれている。
それぞれの時代背景や、その位置付けといった「分析」は最後の章で出てくるのみ。
オカルトを通して、それが流行った時代背景を探る、といった事を期待していると少し拍子抜け感がある。
が、そもそも「入門」と題しているので、「入り口」としては、これで十分なのかもしれない。
それにしても驚かされるのは、オカルトでは同じ事が何度も繰り返される、という点。
・主張する内容をよく調べると、以前、流行った事が少し装いを変えているだけ。
・検証のためと称して、科学者が引っ張り出されるが役に立たない。(同時にマジシャンが呼ばれることはほとんどない)
などなど・・・。
まじめに対応するとバカバカしくなってくるが、一種のファッションと捉えて、その時代を映し出す「鏡」と考えると、面白いものが見えてくる。
別の本で紹介されていた例だが、「宇宙人の故郷の変遷」がある。
地球にやってくる宇宙人は当初「月」「火星」「金星」から来ていたのだが、今は何十光年の彼方から来るようになっている。
その背後にあるものは「探査機が飛んでいって観測が進んだ」という事実。
どうでもいいような事の中に「神」は宿っているのかもしれない。
[BOOKデータベースより]
オカルトとは単純に「信じる・信じない」の不思議な現象ではなく、そノ時代の社会背景をも取り込んだ「時代の産物」なのだ。オカルト史を形作った“オカルト重大事件”について、その成り立ちと背景を歴史研究家の視点から解説。
第1章 UFOと宇宙人
[日販商品データベースより]第2章 心霊と死後生存
第3章 超能力・超心理学
第4章 UMAと超地球人
第5章 超古代文明とオーパーツ
第6章 フォーティアン現象
第7章 超科学
第8章 予言
第9章 陰謀論
UFO、超能力、オーパーツ、UMA、心霊……オカルトは教養だ!
本書は、オカルト史を形作った“オカルト重大事件”について、その成り立ちと背景を歴史研究家の視点から解説したものだ。オカルトは好き者の道楽や雑学だと思われがちだが、歴史家の視点で見ると全く違った顔を見せる。実はオカルト世界の事件や遺物・文献などは、その時代を反映したものばかりなのだ。例えば1950年代以降に発生したUFO目撃現象には、冷戦下での米国民の不安が色濃く影を落としている。そう、オカルトとは単純に「信じる・信じない」の不思議な現象ではなく、その時代の社会背景をも取り込んだ「時代の産物」なのだ。そして、オカルトの世界を覗き見ることで、この世界を「異なる視点」で読み解くことができるようになる。さあ、教養としてのオカルトの世界へ旅立とう。