- 詩羽のいる街
-
- 価格
- 968円（本体880円＋税）
- 発行年月
- 2011年11月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784041000199
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ユーザーレビュー （1件、平均スコア：5）
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sige
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温かい余韻が残る
人と人との関わりの大切さ・素晴らしさ・面白さをテーマとしている。４話からなる連作短編。読後の温かい余韻は、この作家の「アイの物語」の中の「詩音が来た日」の読後とよく似ている。
主人公：詩羽の生活は、定住する家もないということだか“元ホームレスギャル漫画家”浜田ブリトニーを思い浮かべた。しかし金銭を１円も持たないとなると現実としては不可能だろうが、読んでいると可能のような気になってくるから不思議だ。
表紙や挿絵に描かれた“歯車”の意味も明らかになり、読後の清々しい作品だ。
のマークが目印です。
[BOOKデータベースより]
あなたが幸せじゃないから―マンガ家志望の僕は、公園で出会った女性にいきなり１日デートに誘われた。確かにいっこうに芽が出る気配がない毎日だけど…。彼女の名前は詩羽。他人に親切にするのが仕事、と言う彼女に連れ出された街で僕が見た光景は、まさに奇跡と言えるものだった！詩羽とかかわる人々や街が、次々と笑顔で繋がっていく。まるで魔法のように―幸せを創造する詩羽を巡る奇跡と感動の物語。
[日販商品データベースより]ある日突然現れた詩羽という女性に一日デートを申し込まれ、街中を引きずり回される僕。お金も家もない彼女がすることとは、街の人同士を結びつけることだけ。しかし、それは、人生を変える奇跡だった……。