- 源氏物語はなぜ書かれたのか
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- 価格
- 524円(本体476円+税)
- 発行年月
- 2011年11月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784041000144
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【2024年04月発売】
[BOOKデータベースより]
『源氏物語』には数々の謎がある。藤原氏全盛の時代に、敗者であった源氏を名乗る若者が女性にモテて、政治的にも藤原氏を圧倒する物語を、なぜ書くことが出来たのか。紫式部は藤原家の出で、主人である中宮・彰子の父親は藤原道長なのに。さらに奇異なのは、式部が『源氏物語』を書くことを奨励していたのは、道長その人なのである…。この謎を解明する鍵とは何か?『源氏物語』を深く、面白く読み解くための指南書。
序章 平安時代を理解してこそわかる『源氏物語』真の姿
第1章 朝廷の“常識”を知らなければ読み解けない
第2章 なぜ多数作者説が囁かれるのか?
第3章 『源氏物語』誕生のキーマン、藤原道長の正体
第4章 怨霊信仰が『源氏物語』を生んだ
第5章 藤原氏から平氏へ―『平家物語』の誕生
第6章 鎮魂の書としての国文学
対談 歴史を動かしてきた原動力は何なのか?(上野誠×井沢元彦)