- 民族幻想の蹉跌
-
日本人の自己像
岩波人文書セレクション
- 価格
- 2,640円(本体2,400円+税)
- 発行年月
- 2011年11月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784000285049
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[BOOKデータベースより]
日本列島に生きる人々の自己像とその歴史意識はどのようにして形づくられたのか。近代における日本人のアイデンティティ形成を植民地支配とのかかわりで歴史的に検証し、戦後日本、そしてグローバル化がいっそう進み大きな転回点にある二一世紀の社会において「民族」のもつ意味を、在日の視座から問いなおす。
1 民族幻想の蹉跌―「日本民族」という自己提示の言説
[日販商品データベースより]2 近代日本の異民族支配―「大東亜共栄圏」構想にいたる民族政策論を中心に
3 日本人のアイデンティティ形成―現代教育における民族的アイデンティティと関連して
4 日本認識における“内なる日帝”克服の課題―韓国の日本研究にもとめられるもの
5 象徴天皇制と戦後責任―戦後日本の分岐点において
6 民衆にとっての「民族」とは―民族問題の視角
近代における日本人のアイデンティティ形成を、植民地支配との関わりで歴史的に検証。戦後日本、そして21世紀の社会において「民族」のもつ意味を、在日の視座からあらためて問いなおす。