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- 「解説」する文学
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岩波書店
関川夏央
- 価格
- 2,640円(本体2,400円+税)
- 発行年月
- 2011年11月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784000258241


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[BOOKデータベースより]
作家の実人生とその時代精神とが交錯、反響し、ひとつになる場所で、文学は生まれる―そのようなものとして読み解くとき、作家も作品もこれまでとは違った相貌を現わしはじめ、その読み解き自身もまた、歴史と現在とを切り結ぶひとつの文学となる。四半世紀を越える時のなかで、著者が執筆した百冊以上の文庫解説のなかから、二十四編を精選して贈る「文学」への誘い。
1(明治二十年代「金の世」における職業としての文芸―伊藤整『日本文壇史3 悩める若人の群』;文学史議論が「娯楽」となり得た時代―柳田泉、勝本清一郎、猪野謙二編『座談会 明治・大正文学史』 ほか)
[日販商品データベースより]2(「思想嫌い」という思想―『司馬遼太郎全講演1 1964‐1974』;司馬遼太郎と「戦後知識人」群像―『司馬遼太郎対話選集』 ほか)
3(「トップ屋」竹中労はなぜ芸能記事を棄てたか―竹中労『芸能人別帳』;人生は「編集」である―南伸坊『さる業界の人々』 ほか)
4(向上心こそ力であった時代―浮谷東次郎『俺様の宝石さ』;一行を読めば一行に驚く―山田風太郎『警視庁草紙』 ほか)
文学を作家の実人生の真摯な記録、時代精神の誠実な証言として読み解く時、その読み解き自身もまた、現在と切り結ぶひとつの文学となる。著者が執筆した文庫解説のなかから24編を精選して贈る、「文学」への誘い。