- ふたりのイーダ 新装版
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- 価格
- 1,540円(本体1,400円+税)
- 発行年月
- 2006年07月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784062135337
[BOOKデータベースより]
「イナイ、イナイ、ドコニモ…イナイ…。」直樹とゆう子の兄妹は、おかあさんのいなかの町で、だれかをもとめてコトリ、コトリと歩きまわる小さな木の椅子にであい…。原爆の悲劇を子どもたちに語りつぐ古典的名作。
[日販商品データベースより]戦争を知らないいまを生きる子どもたちへ。
原爆の悲劇を語りつぐ名作ファンタジー・新装版
「イナイ、イナイ、ドコニモ……イナイ……。」直樹とゆう子の兄妹は、おかあさんのいなかの町で、だれかをもとめてコトリ、コトリと歩きまわる小さな木の椅子にであう。だれかをさがして歩きまわる小さな椅子の秘密とは?
国際児童年記念特別アンデルセン賞優良作品
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
小学校のころ、今でいう「朝読」を担任の先生がしてくれていた時、みんなですすり泣いたような想いで。
ミステリアスなお話で謎解きのような感覚で読めるのですが、背景には広島の原爆で失われた命、生き残った子どもの奇跡が埋め込まれています。
母とともに母の実家の広島の「花浦」を訪れた直樹とゆう子。
母が仕事で九州に出かけている間に不思議な世界に入り込みます。
古びた家でイーダという女の子を待ち続けるイス。
自分がそのイーダだと思うゆう子。
謎解きとゆう子を現実に戻そうとする直樹。
謎の女性りつ子。
それぞれが重要な役割を果たしていて、りつ子が解き明かした事実はとても重いものでした。
8月6日という日に広島で何が起こったかを考えさせられました。
幻想的な趣向の話ですが、取材と実話に裏打ちされた話ですし、松谷さんの語りが心に響いてきました。
サスペンスの答えを出してしまうと申し訳ないお話です。
新装版としてあり続けるのですが、子どもにも入りやすい、そして大人にも感動のあるお話。
戦争、原爆を過去のものにしないためにも貴重な1冊です。
映画にもなっているようなので、視覚で確かめたいお話です。(ヒラP21さん 50代・千葉県 男の子14歳)
【情報提供・絵本ナビ】