- クレイとフィンと願いの手紙
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- 価格
- 638円(本体580円+税)
- 発行年月
- 2014年02月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784040662190
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
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星珠
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人外もしくは異能美少女&美女マニアにお奨め♪
前巻「クレイとフィンと夢見た手紙」の続編になります。
前巻で背景のように描かれていたパッチワークアースを存続せしめんとする「縫い合わせ屋」と、滅ぼさんとする「切り裂き屋」の争いが、よりクローズアップされシビアに描かれます(中にはお笑いになっているのもありますが)。
そして、「郵便屋」の肉体労働担当クレイの過去が、明らかになる場面もあります。ちょっと衝撃的です。
しかし、やはりこちらの作品の真の主人公は、手紙の受取人として登場する美少女&美女たちです。例によって人外だったり、異能を持っていたりと、たまらない仕様となっております。
今回の私の一押しは、同着一位でンガーニヤ様と学天則真琴です。
どちらもたまらないのですよ。
特にンガーニヤ様のイラストはワイルドなぼいんばいんで実に抵抗不可でした♪よりにもよって、この方、○○ですしね。
真琴は天才メカ少女がお好きな向きには文句なくお奨めですね。やはり、友野先生の姉妹ネタは良い!
どの話にも、友野先生の女性への愛があって暖かな気持ちになれます。よくありがちな、「女好きだがリスペクトがなくてえげつなくギトギトしている」という感じがないのが一番のお奨めポイントでしょうか?話自体は凝ってるけど、女性の扱いが酷くて見てられないって作家さんに爪の垢でも飲ませたいくらいです。
クレイとフィンの宿敵になるだろう人物も出てきて、この先更に盛り上がりそうな予感がします。
それを背景に、次はどのような美少女&美女で私たちを楽しませてくれるのか、期待を込めて星5つ。本当は7つくらいあげたいです。
[BOOKデータベースより]
滅びかけた世界から、かろうじて救われた幾多のかけらたち。それらがひとつになって、新たな地球が生まれた。世界を結び合わせたのは、人の心と心に生まれる絆。人のつながりこそが、世界を縫う糸。世界がほころびかけた時、彼らは世界の外からやってくる。口の悪い金髪の美少年フィンと、目つきの悪い黒髪の青年クレイ。彼らの仕事は“郵便屋”。二人が運ぶのは「届かぬはず」「失われるはず」「伝わらぬはず」の手紙。大洋に沈む運命の豪華客船へ、革命前夜の雪の都へ、いまだ神話が生きるジャングルへ、さまざまな場所に、願いのこもったメッセージを届け、明日を見つけだすために手を貸す。けれど、時には彼ら自身が、希望を見つけることもある。
[日販商品データベースより]願いは言葉になり、言葉は世界を繋ぐ。特別な郵便屋は、そんな願いを届ける。この世界の、どこにでも。