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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:4)
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北区の太
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興味深い
今をときめく本郷先生(歴史学者)と中野先生(脳科学者)の2人の専門家の対談方式で綴られて行く一冊。従来、その精神構造にまで光を当ててその行動を分析されたことがなかった戦国武将の精神性を知る(?推測する)ことが出来る貴重な内容。中野先生の手にかかると、戦国武将は異常者だらけ。今はやりのサイコパスをはじめ、ソシオパス、パラノイア等々、いるわいるわ。まあ、百年以上戦乱が続いた異常な時代に名をはせた武将たちなのだから、やはり普通の時代の普通の人とは違っていたんだろうなあ。過去に遡り、本当はどんな人だったのか知りたいと強烈に思わせてくれる。歴史学と精神医学の融合させた発想が斬新、2人の先生のコラボに拍手。
[BOOKデータベースより]
「歴史とは暗記科目ではない」―。共通の理念をもつ歴史学と脳科学のトップランナー二人が、史料だけでは読み解けない戦国武将の実像を考察する“新しい戦国論”。中世の「絶対的父権」に抗った武将たちの心理、徳川家康や毛利元就の「意趣返し」にみる日本人の遺伝子、名君・武田信玄の戦略に垣間見られるまさかのサイコパス疑惑など、最新の脳科学と歴史学の知見を踏まえた分析で、驚きに満ちた戦国武将たちの実像を明らかにする。
第1章 家族殺しという病(斎藤義龍―愛着障害による悲しき家族殺し;伊達政宗―「潜在的自己評価」の低い希代のパフォーマー ほか)
[日販商品データベースより]第2章 サイコパスの疑いあり(武田信玄―感情で動かない合理的な侵略マシーン;織田信長―完全無欠のサイコパス ほか)
第3章 女の選び方と異常性愛(徳川家康2―確実に子孫を残す生殖戦略;細川忠興―妄想をふくらませたボーダー気質 ほか)
第4章 名将に欠乏したもの(上杉謙信―不寛容で独善的な正義を生んだ「愛」;豊臣秀吉―「問題設定能力」に欠けた天才 ほか)
歴史学ち脳科学のトップランナー2名による「新しい戦国論」が誕生!
徳川家康、織田信長、武田信玄……戦国史に名を残す名将たちの資料に残された言動をもとに、脳科学の観点から名武将の心の闇と真意解剖します。
「現代日本人の規範として生き続けている家康のペルソナ」
「妻への異常な執着を見せた細川忠興とガラシャが抱えたファザーコンプレックス」
「中世の絶対的な『父権』に抗って父親を惨殺した齋藤義龍のゆがんだ愛着スタイル」
「名君・武田信玄の言動に疑われるサイコパスの可能性」
「サイコパス信長とソシオパス松永久秀を分かつ『美』の概念」
ほか、伊達正宗や石田三成など、総勢15名を「家族殺し」「異常性愛」「サイコパス」などの観点から分析し、武将たちの意外な実像を次々と明らかにします。
また、「毒親」「日米同盟」「2ちゃんねる」「忖度」など、現代の社会記号を通して考察することで、今の世の中を考えるヒントにもなる内容です。
単なる暗記科目ではない「歴史」が、存分に愉しめる内容になっています。