- 家康の正妻 築山殿
-
悲劇の生涯をたどる
平凡社新書 1014
- 価格
- 990円(本体900円+税)
- 発行年月
- 2022年10月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784582860146
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 徳川家康の最新研究
-
価格:935円(本体850円+税)
【2023年03月発売】
- 羽柴秀吉一門
-
価格:7,700円(本体7,000円+税)
【2024年11月発売】
- 武田信玄の妻、三条殿
-
価格:2,750円(本体2,500円+税)
【2022年08月発売】
- 新発見!江戸城を歩く
-
価格:1,265円(本体1,150円+税)
【2019年06月発売】
[BOOKデータベースより]
今川家御一家衆・関口氏純の娘で、従属国衆・松平元信(徳川家康)の最初の妻・築山殿。今川家との敵対による互いの立場の逆転と、長年にわたる別居状態にともなう信頼関係の希薄化から、嫡男・信康に対する思いを強くしていくが、二つの事件によって、終幕を迎える…。信頼に足る後世史料を丹念に読み解き、信康「逆心」事件の実態と築山殿の死の真相を探る。
第1章 築山殿の系譜と結婚(「築山殿」の呼び名;築山殿の父は誰か ほか)
[日販商品データベースより]第2章 駿府から岡崎へ(松平竹千代(徳川家康)の登場;竹千代「人質」説の疑問 ほか)
第3章 家康との別居(嫡男竹千代の岡崎帰還;諸史料が伝える人質交換 ほか)
第4章 岡崎城主・信康(岡崎城主としての信康の立場;信康の初陣はいつか ほか)
第5章 信康事件と築山殿の死去(家康による武田家への反撃;信康の悪行のはじまり ほか)
今川家御一家衆・関口氏純の娘で、従属国衆・松平元信(徳川家康)の最初の妻・築山殿。
今川家との敵対による互いの立場の逆転と、長年にわたる別居状態にともなう信頼関係の希薄化から、嫡男・信康に対する思いを強くしていくが、二つの事件によって、終幕を迎える……。
信頼に足る後世史料を丹念に読み解き、信康「逆心」事件の実態と築山殿の死の真相を探る。
◎目次
はじめに
第一章 築山殿の系譜と結婚
第二章 駿府から岡崎へ
第三章 家康との別居
第四章 岡崎城主・信康
第五章 信康事件と築山殿の死去
あとがき
主要参考文献
◎著者紹介
黒田基樹(くろだ もとき)
1965年生まれ。早稲田大学教育学部社会科地理歴史専修卒業。博士(日本史学)。専門は日本中世史。現在、駿河台大学教授。著書に『下剋上』(講談社現代新書)、『戦国大名の危機管理』(角川ソフィア文庫)、『百姓から見た戦国大名』(ちくま新書)、『戦国北条五代』(星海社新書)、『戦国大名北条氏の領国支配』(岩田書院)、『中近世移行期の大名権力と村落』(校倉書房)、『戦国大名』『戦国北条家の判子行政』『国衆』(以上、平凡社新書)、編著に『北条氏年表』(高志書院)、『鎌倉府発給文書の研究』(戎光祥出版)、監修に『戦国大名』(平凡社別冊太陽)など多数。