- フランス教育システムの歴史
-
白水社
ヴァンサン・トゥロジェ ジャン=クロード・リュアノ=ボルバラン 越水雄二- 価格
- 1,540円(本体1,400円+税)
- 発行年月
- 2024年03月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784560510629
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[BOOKデータベースより]
フランスでは平均して十五年間、学校教育を受ける。それを担う学校制度を中心とするシステムは社会の安定に不可欠である。本書は、その歴史を古代ギリシアへ遡り、学校と権力、学校知、教授法、職業教育、機会の平等、技術革新等のテーマごとに、現代まで論じる。
第1章 学校と権力―教会から国家へ
[日販商品データベースより]第2章 学校知の構築
第3章 教育実践の進化と教授法をめぐる論争
第4章 自律と集権化の狭間にある学校
第5章 職業への教育―同業組合から技術教育へ
第6章 学校と不平等
第7章 学校における技術革新
フランスでは平均して15年間、学校教育を受ける。子どもから青年期までの人間形成に重要な時期を、家庭や教会や労働の場から、学校という専門機関に委ねるようになるには、いかなる過程を経てきたのだろうか。本書は、古代ギリシアから現代まで、教育システムが形づくられた過程を、七つのテーマに沿って多面的に浮き彫りにする。まず、学校と宗教および政治権力との関係(第一章)、学校知の構築(第二章)、教育実践と教授法の進化(第三章)、自律と集権化といった教育行政(第四章)、家族や同業組合が担っていた技術や専門的な内容を扱う職業教育(第五章)、性別や出自による教育格差(第六章)、そして、大きなインパクトをもたらした印刷術といった教育にかかわる技術革新(第七章)。
古代から新型コロナウイルス感染症における遠隔授業まで、社会・政治・経済の変動と結びついた制度と形態を解説。