- インドの食卓
-
そこに「カレー」はない
ハヤカワ新書 016
- 価格
- 1,144円(本体1,040円+税)
- 発行年月
- 2023年12月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784153400160
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[BOOKデータベースより]
カレーを「スパイスを用いた煮込み料理」と定義すれば、そこには数え切れないほどたくさんのインド料理が含まれる。日本でイメージされる「カレー」とはかけ離れたものも少なくない―在インド日本大使館にも勤務した南アジア研究者がインド料理のステレオタイプを解き、その多様性を描き出す。インド料理店の定番「バターチキン」の意外な発祥、独自進化したインド中華料理、北東部の納豆まで。人口世界一となった「第三の大国」のアイデンティティが、食を通じて見えてくる!カラー写真多数。
第1章 「インド料理」ができるまで―四〇〇〇年の歴史
[日販商品データベースより]第2章 インド料理の「誤解」を解こう
第3章 肉かベジか、それが問題だ―食から見えるインドの宗教、文化、自然
第4章 ドリンク、フルーツ、そしてスイーツ―インド料理に欠かせない名脇役たち
第5章 「インド中華料理」―近現代史のなかで起きたガラパゴス化
第6章 インドから日本へ、日本からインドへ
日本人にもおなじみの「カレー」は、イギリスが植民地時代のインドに押し付けた概念である。インド人は「ダール」「サンバル」「コルマ」と細分化して呼ぶのだ――南アジア研究者がインド料理のステレオタイプを解きほぐし、その豊穣な食文化世界を案内する