この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- やまあじさい
-
価格:2,200円(本体2,000円+税)
【2016年06月発売】
ゲスト さん (ログイン) |
![]() |
オンライン書店【ホンヤクラブ】はお好きな本屋での受け取りで送料無料!新刊予約・通販も。本(書籍)、雑誌、漫画(コミック)など在庫も充実
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
価格:2,200円(本体2,000円+税)
【2016年06月発売】
[BOOKデータベースより]
1章(Dance with the invisibles;Sleeping Rhino ほか)
[日販商品データベースより]2章(けはひなく降る春の雨;十七月の娘たち ほか)
3章(記憶の広場;ゆふやみと強盗 ほか)
4章(緑の体重計;人魚の川 ほか)
5章(マルセイユ靴店;ひとりと猫一匹の食事 ほか)
6章(もくれんと地下駅;彼女に貸す香水 ほか)
予測不能の睦月都ワールドへの招待。
短歌という一ジャンルを超えた、人類の希求に対峙しようとする創作者の最初の書物をことほぎたい――水原紫苑
猫も雨も風も崖も一体化していくような迫力がある。睦月さんの歌には、様々な境界を越えようとする意識が通底している――東直子
意味として言語化・論理化される手前の印象や雰囲気、手触りといったものをコントロールするのが本当に巧みだ――染野太朗
【収録作品より】
春の二階のダンスホールに集ひきて風をもてあますレズビアンたち
木のスプーン銀のスプーンぬぐひをへ四月の午後は裸足でねむる
猫といふさすらふ湖(うみ)がけさはわが枕辺に来て沿ひてひろがる
口紅といふ制度さびれて三度目の春の一千枚目のマスク
いつか小さなアパートになつて冬の日の窓辺にあなたの椅子を置きたい