[日販商品データベースより]
新しい家にひっこして、るすばんをしていたのんちゃんは、クローゼットの中にトイピアノをみつけました。今はもういないおとうさんが、5歳の誕生日に買ってくれたものです。のんちゃんは、鳴らない鍵盤が1つあることを思いだしましたが、ひさしぶりに、おとうさんにならった「カノン」という曲をひいてみました。すると、となりの森から、ピアノの音が聞こえてきます。のんちゃんのひく「カノン」とおなじメロディです。
音楽がもたらす喜びを描いた、あたたかなファンタジー。
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ミステリアスでメロディアスなお話です。
知っている子に「かのん」という名の女性がいるので、その名の由来が気になりつつ読みました。
この絵本で、誰も住んでいないはずの洋館でピアノを奏でるのは誰でしょう。
音楽家だった父親像と「カノン」の曲が、一つの幻影を生んでいるように思います。
いせひでこさんの絵本には、いつもメロディーがあります。
絵と物語が心の中で響きます。
音楽があるから、音の出るようになったトイピアノとともに、のんちゃんは成長していくのだと、未来を予想できる素敵なフィナーレです。(ヒラP21さん 70代以上・千葉県 )
【情報提供・絵本ナビ】