- 在庫状況:在庫あり(1〜2日で出荷)
- 党はどこへ行ったのか
-
私と革共同
レッド・アーカイヴズ 05
- 価格
- 3,300円(本体3,000円+税)
- 発行年月
- 2023年12月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784784592241
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- ゆかいな仏教
-
価格:990円(本体900円+税)
【2022年10月発売】
- 映画の木漏れ日
-
価格:3,630円(本体3,300円+税)
【2023年02月発売】
- 民主主義全史
-
価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2022年08月発売】
- アメリカの教会
-
価格:1,210円(本体1,100円+税)
【2022年10月発売】
- 言語ゲームの練習問題
-
価格:946円(本体860円+税)
【2022年12月発売】
[BOOKデータベースより]
第1部 私と革共同―光と影の幾歳月(革共同全国委員会の出発―六〇年安保闘争と三全総;七〇年安保・沖縄闘争という挑戦;いわゆる「内ゲバ」について ほか)
[日販商品データベースより]第2部 革共同の諸問題(共産主義的政治をとりもどす―松本意見書No.1;革共同全国委員会の歴史と教訓―松本意見書No.2;迷走する「綱領草案」―あるいは革共同の墓標 ほか)
第3部 現代社会を読む―『ピスカートル』からの抜粋(「太陽をとらえた」近代科学の果てに;経産省前テントをめぐる裁判闘争;原子力ムラの闇を照らした光 ほか)
レッド・アーカイヴズ第5作
日本の革命を志し国家権力との確執の間ただ中に戦い抜き、生き延びた革命家たちの記録。日本の未来、すなわち革命運動を考えるならば、このシリーズが提出した問題は避けてとることはできない。(01 奥浩平青春の墓標 02 近過去 奧浩平への手紙 03 奥浩平がいた─私的覚書 04 地下潜行/高田裕子のバラード)
プロローグより抜粋
少し読んでもらえれば分かるように私はいわゆる理論家ではない。読書家ともいえないかもしれない。数十年の関係だったが、私は幾つかの実践活動、編集活動にかかわり、それが必要とする限りで多少の文章を書いてきたにすぎない。
もちろん私も、マルクスも読んだし、レーニンも読んだし、トロツキーも読んだ。多くを学んだし、大きな影響も受けた。しかし私の人生の中で、もっと大きな影響を受けたのは、一九六〇年の樺美智子の死であり、一九七五年の本多延嘉の死である。
樺とは生前、顔を合わせたこともない。ただ彼女が殺されたとき、私も同じ国会南通用門にいたというに過ぎない。あれから六三年経った。雨は今年も沛然と降っている。少々気恥しい気がしないでもないが、彼女が死の数年前に書いた詩を引用させてもらいたい。多分、許してくれるだろう。