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[BOOKデータベースより]
“精神の生成”の理路を解明する。ルソーが「一般意志」に基づく人民主権という仕方で社会思想として提示し、カントとフィヒテが「実践理性」や「自我」の原理のもとで哲学的に基礎づけようとした「自律」の概念を、ヘーゲルが「精神」のもとで把握し直そうとしたことの意味と射程を明らかにし、ヘーゲルの「実践哲学」がもつ可能性を、現代の思想状況のなかで問い直す。
第1部 『イェーナ体系構想3』における意志論と人倫構想(意志論と衝動の陶冶―フィヒテの衝動論との対決を軸として;陶冶論と普遍意志の構成―ルソーの国家論との対決を軸として)
[日販商品データベースより]第2部 『精神現象学』における精神の生成(カントとフィヒテにおける自我論と共同主観性の問題;無限性と欲望―“意識は本質的に自己意識である”というテーゼをめぐって;否定性を介した“共同主観性”の生成過程―「自己意識」章の意識経験をめぐって;「統覚の統一」から「精神」へ―「理性」章におけるカテゴリーの展開)
第3部 『精神現象学』における道徳性とカント批判(幸福の問題―カントの「最高善」との対決を軸として;道徳的行為主体における悪とその克服―「良心」論をめぐって)
ルソーが「一般意志」に基づく人民主権という仕方で社会思想として提示し、カントとフィヒテが「実践理性」や「自我」の原理のもとで哲学的に基礎づけようとした「自律」の概念を、ヘーゲルが「精神」のもとで把握し直そうとしたことの意味と射程を明らかにする試み。『イェーナ体系構想V』と『精神現象学』に照準を定めつつ、ヘーゲルの「実践哲学」がもつ可能性を現代の思想状況のなかで問い直す。