- 魔女ののろいアメ
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- 価格
- 1,320円(本体1,200円+税)
- 発行年月
- 2018年10月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784569788104
[BOOKデータベースより]
おねえちゃんなんか、だいきらい!おねえちゃんの悪口を10こいいながら、おそろしいのろいアメをつくりますが…。小学校低学年から。
[日販商品データベースより]魔女が売っていたのは、悪口を10こいいながらつくる「のろいアメ」。サキが、大きらいなおねえちゃんを思いうかべて悪口を言うと……。
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家族のことを、好きかと聞かれたら?この物語の主人公「サキ」は、今はとても「好き」だなんていえる気分じゃないようで……「おねえちゃんなんか、だいきらい」サキは、お友だちと遊びにいってしまったおねえちゃんの代わりに、借りた本を返すため図書館に向かっていました。重たい本がたくさん入ったカバンのせいで、肩はズキズキ、心はイライラ……「おねえちゃんの、ばか、ばか、ばか!」おねえちゃんの悪口をいいながら道を歩いていると——「おじょうちゃん、アメ、いらないかい?」サキに話しかけてきたのは、なんと魔女の飴屋!魔女はサキに、「おすすめの、とっておきのアメ」を売ってくれました。それは、だれかの悪口を10個言いながら混ぜるととてつもなく不味いアメになるという、「のろいアメ」でした。「のろいアメ」はあまりにもまずくて、それを食べた人は丸一日気絶したまま目覚めないといいます。のろいアメを完成させるために、おねえちゃんの悪口を考えるサキ。10個どころか、20個でも30個でも言えてしまえそうだと意気込むサキだったのですが——?家族って、ほんとにむずかしいですよね……。そんなふうに悩むのは子どもも大人もおんなじなんだよなあと、しみじみ感じ入ってしまいます。ずっといっしょにいるからこそ、きらいなところだって好きなところだって、たくさんある!ぜんぶひっくるめて、わたしたちは家族なんだ――そんなメッセージを力強く発信する、あたたかな作品です。良からぬたくらみを持ちながらも、どこかひょうきんで、間の抜けた魔女。かわいらしい彼女のおかげか、「家族の嫌いなところを思い起こしていく」という物語ながら、まったく重たい雰囲気はありません。サキに渡した「のろいアメ」が成功したら、もっとたくさんの人間にばらまいてやるんだと魔女はほくそ笑むのですが……サキのつくる「のろいアメ」が、思わぬ結末を招くことに――!?そこにいることがあまりにも当たり前になってしまっている、家族という存在。そんな家族をあらためてちがう角度から見つめ、とらえなおすきっかけになる一冊です。
(小説家 堀井拓馬)
魔女が売っていたのは、悪口を10個言いながらつくる「のろいアメ」。サキが大嫌いなおねえちゃんを思いうかべ、悪口を言いながら、ぼうでビンの中身をくるくるまぜると…。妹のケンカに始まり、妹がいばりんぼのお姉ちゃんなんて嫌いだと思いながら出会った魔女から渡されたのろいアメ。自分で悪口を言いながら呪いアメを作るのですが、10個なんて簡単に作れると思いきや…。(ぼんぬさん 40代・北海道 女の子4歳)
【情報提供・絵本ナビ】