内容情報
[BOOKデータベースより]
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きょうはあめふり。せやから、こうえんにはだ〜れもおりまへん。ところが、どこからかこえがきこえてきます。「なーなー。ぶらんこくんいっぺんあそばせてや〜。」いったいだれでしょう？第３９回講談社絵本新人賞受賞。
[日販商品データベースより]今日はあめふり。せやから、公園にはだ〜れもおりまへん。そんなときに、砂場から出てきたのは……。遊具たちが自由に動いて遊びまわる！？関西弁が光る、ナンセンスコメディー絵本！第39回講談社絵本新人賞受賞作。
今日はあめふり。せやから、公園にはだ〜れもおりまへん。そんなときに、砂場から出てきたのは……。
遊具たちが自由に動いて遊びまわる！？関西弁が光る、ナンセンスコメディー絵本！第39回講談社絵本新人賞受賞作。
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今日は雨降り。せやから、公園にはだーれもおりまへん。「だーれもおらへんし、ぶらんこくん いっぺん あそばせてやー。」「ええけど できんの？」そう言ってもぞもぞ動き出したのは、なんと…砂場の「すな」！！ということは、答えているのは…そう、ぶらんこです。つまり、「砂場のすな」くんが「ぶらんこ」くんで遊びたいと言っているのです。…んな、アホな！？でも、ページをめくると遊んでいるのです。すなくんが、ぶらんこで。「ひゃっぽーー！！」さらに声をかけてくるのは、「すべりだい」くん。「すべりだい」くんが、「ぶらんこ」くんで遊びます。さらに、さらに。「ぶらんこ」くんが、「すべりだいくん」で遊ぶという荒業も飛び出して…「うおおおおおーー！！」「うっしゃーー！」……この話、かなりごついです。そして、面白いです。「いっぺん やって みたかってん」は、きっと作者の「いっぺん 見て みたかってん」なんでしょう。気持ちがグイグイと伝わってきて、強引に引き込まれていきます。その様子は、実際に絵本で確かめてみてくださいね。関西弁で楽しめる、このナンセンスコメディー絵本は第39回講談社絵本新人賞受賞作。ということは、作者はっとりひろきさんのデビュー作品となる訳です。なんだか目の離せない魅力があって、今後の作品も楽しみになってしまいます。
（絵本ナビ編集長 磯崎園子）
ムリあるやろー！って大笑い。
ブランコ、滑り台、砂場が楽しそうに公園で遊びまくる絵が、なんともはちゃめちゃ。
でも、おにごっこも木のぼりも、どれもちゃんとその遊具の動きっぽくておもしろい。
この絵本作家さんのファンになりました。（みっとーさん 30代・大阪府 男の子7歳、女の子5歳）
【情報提供・絵本ナビ】