戦国時代と禅僧の謎

洋泉社
清水眞澄　

• 価格: 2,420円（本体2,200円＋税）
• 発行年月: 2017年03月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784800311962

内容情報

[BOOKデータベースより]

応仁・文明の乱、東山文化の開花―。禅僧たちにとって、芸能・贈答文化さえ「戦略」になる時代だった―。彼らは、なぜ歴史の大転換期に将軍権力を支え、外交・軍事・文化政策に関与したのか？

序章　将軍権力を支えるオーガナイザー
第１章　動乱の時代に生きた禅僧たち
第２章　禅寺を行き交う「贈り物」の行方
第３章　禅寺に集う芸能者たち
第４章　戦場と禅寺を往復する禅僧たち
第５章　「勝軍地蔵」を信仰する足利将軍家

[日販商品データベースより]

応仁・文明の乱に端を発する初期戦国時代の実像を、室町将軍側の側近であった官寺、禅林のひとつ、相国寺・蔭凉軒の禅僧たちが残した貴重な資料「蔭凉軒日録」から明らかにする。