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[BOOKデータベースより]
“読む”楽しみはここから始まる!文学作品を読むためには、まず本文のあり方を知っておく必要があります。今、目の前にある萬葉集はどれだけ「原文」に近いのか遠いのか。どこまで解明され、何が課題となっているのか。基本研究文献、萬葉集の伝本一覧、複製・画像、写本・刊本所蔵機関の情報も掲載。知っておくべき、知識と技術の基本を紹介します。
1 実践!萬葉写本学(『校本萬葉集』の理念と方法;万葉集仙覚校訂本のはじまり―仙覚寛元本の復元に挑む;万葉集享受の歴史―写本から版本へ;写本を実際に見てみよう;『万葉集』研究における「写本学」とは何か)
[日販商品データベースより]2 現在の研究状況はどうなっているのか(本文校訂 『萬葉集』伝本と本文の問題―本文異同の実例から;平安・仮名萬葉と本文研究 本文批評における仮名万葉の価値;中世・歌書と萬葉集 中世名所歌集所収万葉歌の価値;近世・本文系統 禁裏御本書入本の系統関係再考―近世初期の書写活動)
3 知っておくべき基本研究文献・伝本・基礎資料
〈読む〉楽しみは、ここから始まる!
文学作品を読むためには、まず本文のあり方を知っておく必要があります。今、目の前にある萬葉集はどれだけ「原文」に近いのか遠いのか。どこまで解明され、何が課題となっているのか。
基本研究文献、萬葉集の伝本一覧、複製・画像、写本・刊本所蔵機関の情報も掲載。知っておくべき、知識と技術の基本を紹介します。
執筆は、小川靖彦/田中大士/城ア陽子/新谷秀夫/景井詳雅/池原陽斉/新沢典子/樋口百合子/大石真由香/舟木勇治/李敬美/安井絢子/岩田芳子/小田芳寿/嘉村雅江/茂野智大
【…『萬葉集』に限らず、『古今和歌集』『源氏物語』『平家物語』『奥の細道』、さらには近現代の小説や詩など、文学作品は音楽作品に似ています。音楽作品は作曲家が創作したものですが、演奏されることで初めて姿を現します。演奏者の解読・解釈によって、同じ作品が全く異なる表情を見せます。“唯一の正しい作品”がどこかに抽象的に存在しているわけではないのです。それぞれの演奏が「作品」と言えます。しかし、それは演奏家による創作ではなく、あくまでも作者は作曲家です。
文学作品も書写・出版されるたびに、解読・解釈されながら、新しい姿に生まれ変わってゆくものと考えられます。紙などの物質的な素材や装丁、文字・絵・図、さらにレイアウトとともに、文学作品の本文は、その都度新たに立ち現れるのです。しかし、それぞれの写本・刊本・近代的印刷本、今日ではさらにコンピュータ上のデジタル情報として現れた作品は、それぞれの製作者の創作ではないのです。それは、『萬葉集』ならば『萬葉集』の一つの姿であることに変わりないのです。】…「萬葉写本学への招待―文学作品における本文とは何か」より