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- 勇者たちへの伝言
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いつの日か来た道
ハルキ文庫 ま14ー1
- 価格
- 748円(本体680円+税)
- 発行年月
- 2015年11月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784758439626
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
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- 北区の太
-
面白かった
裏表紙の「単行本刊行時に数々のメディアで紹介された感動の人間ドラマ、満を持して文庫化!」との記載に魅かれて読んだが、いやマジで面白かった。複数の人間がタイムトラベルをして、過去のある時点で交錯するという、ある意味荒唐無稽な設定ではあるのだが、そこに実在の阪急ブレーブスのプレイヤーを登場させることで、ストーリィに現実味を与えている。移民の大変さが主題の1つになっているのだが、この辺りはブラジル移民の悲惨さを描き切った「ワイルド・ソウル」を彷彿させる。とにかく面白かった。感動したい人にはお薦めの一冊。涙すること確実。
[BOOKデータベースより]
ベテラン放送作家の工藤正秋は、阪急神戸線の車内アナウンスに耳を奪われる。「次は…いつの日か来た道」。謎めいた言葉に導かれるように、彼は反射的に電車を降りた。小学生の頃、今は亡き父とともに西宮球場で初めてプロ野球観戦した日を思い出しつつ、街を歩く正秋。いつしか、かつての西宮球場跡地に建つショッピング・モールに足を踏み入れた彼の意識は、「いつの日か来た」過去へと飛んだ―。単行本刊行時に数々のメディアで紹介された感動の人間ドラマ、満を持して文庫化!