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[BOOKデータベースより]
広告/雑誌/映像の新たな地平を切り拓く、トップクリエイターが秘めた「黄金比」に迫る。
1 アドバタイジング(全体像はぼんやりとしているけど、細部に入っていくとリアリティを持っているという状況が、僕は素晴らしいと思うんです。(植原亮輔);僕にとってはデザインが最上位概念で、その中のフィールドに広告やパッケージ、グラフィックやプロダクトなどがある。(佐藤可士和);僕がデザインを手掛ける時の指針として“美大生モード”と“近所のおばさんモード”の両立があります。(佐野研二郎);「ありそうでないものを作る」って僕はすごく好きで、僕が作るもので奇を衒ったのは1つもないと思うんです。(水野学);小さなマークを作る時も、クロスメディアを駆使したコミュニケーションキャンペーン全体を考える時も「デザイン」するという感覚においては同じことなのではないかと感じています。(米村浩))
[日販商品データベースより]2 エディトリアル(小さなコミュニケーションを大事にしながら、そこからしか生まれようのないモノを共同で作っているという、そんな状況が理想です。(佐藤直樹);未来を見ることが過去につながるわけで、未来に興味がある。そして、未来は人の頭の中にあると思っています。(中島英樹);デザイナーを始めてから30年ぐらい経って、雑誌で本当に面白いのはレイアウトなんだと最近気が付いたんです。(藤本やすし))
3 アート/ビジュアル(1人で絵を描いていることと広告的な仕事は真逆なのですが、両者を突き詰めればテーマは“人間とは何か”になります。(タナカノリユキ))
トップアートディレクター9名が思うアートディレクションの黄金比を、取材形式で作品のコンセプトやプロセスから紹介。広告、雑誌、映像の新たな地平を切り拓く、トップクリエイターが秘めた「黄金比」に迫る。