特異点の数理 ４

代数曲線と特異点　

共立出版
福田拓生（数学）　泉屋周一　石川剛郎　

• 価格: 6,160円（本体5,600円＋税）
• 発行年月: 2001年07月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784320016736

内容情報

[BOOKデータベースより]

本書では、特に平面代数曲線の平面内での位置の研究（相対的研究）のうち、従来の和書でも洋書でもあまり書かれなかった２つの問題に関する研究について解説した。つまり、複素平面代数曲線の複素射影平面内での相対位置の問題、特に曲線の補集合の基本群の問題の研究と、実平面代数曲線の実射影平面内での相対位置の問題の研究である。

第１部　基本群と特異点（基本群；ファイバー空間；ファン・カンペンの定理；ザリスキ‐ファン・カンペンの方法；いくつかの具体例；平面曲線の特異点の形状と基本群；ガロア分岐点被覆）
第２部　実代数幾何学と特異点―ヒルベルト第１６問題とその周辺（ヒルベルト第１６問題；不等式；合同式；ヴィロのパッチワーク；ニクリンの理論の応用；その他のトピックスと未解決問題；補足）

[日販商品データベースより]

トポロジーや特異点論を駆使して代数曲線を研究する分野からテーマをしぼり基本から解説。特に、平面代数曲線の平面内での位置の研究のうち、従来取り上げられることの少なかった問題に関する研究について解説。