辺境のラッパーたち
立ち上がる「声の民族誌」
著者:島村一平 山本薫(アラブ文学) 赤尾光春
出版社:青土社
価格:3,600円
発売日:2024年07月
判型:四六判/ページ数:544
ISBN:9784791776542
ラッパーのことばに耳をすませば、世界のリアルが見えてくる。
戦火が絶えないガザやウクライナで、弾圧が続くチベットやイランで、格差にあえぐモンゴルやインドで、海の端の日本で――。アメリカで生まれたヒップホップ文化、なかでもラップミュージックは世界に広がり、「辺境」に生きる者たちは声なき声をリリックに託す。現代社会の歪みを鮮やかに映し出す、世界各地のラッパーたちの声を幅広い執筆陣が紹介する。ラッパー、ダースレイダー、ハンガー(GAGLE)のインタビューも収録。