キリストともに 世界が広がる神学入門

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著者:阿部仲麻呂 
出版社:オリエンス宗教研究所 日本キリスト教書販売
価格:2,000円

発売日:2023年04月
判型:A4/ページ数:416
ISBN:9784872321203

内容情報(日販商品データベースより)

本書は、人間の普段の生活の中で、わたしたちが〈あったかさ〉を自然に感じる事例を、十二の平易なテーマ(おもい・つながり・たべること・いのち・あったかさ・うつくしさ・やすらぎ・つつみこむこと・さがしもとめること・さけび・よろこび・ふるさと)に分類して拾い上げながら、目には見えなくても、その奥にあって、それを支えている本源的な〈神さまのぬくもり〉に、読者のこころの目を開かせようとしています。また、神学博士である著者は、カトリック司祭を養成する機関である神学院や大学などで長年教鞭を執り、その深遠な神学的思索を背景にしつつも、分かり易い表現や身近な出来事の紹介を通して、わたしたちが〈あったかさ〉を取り戻すために見失ってはならないものを再確認させようとしています。
 生活の中の身近な出来事を例に出しながら、だれもが「神の愛」「すくい」「あがない」などの意味を学ぶための神学の入門書として、組織神学や教義神学など神学全般を網羅した内容です。加えて、現代のマインドフルネスやスローライフから能表現・世阿弥の所作の意味までを、キリスト教の視点から明快に解説しつつ、諸宗教の神学やフランシスコ教皇の業績、最近のバチカンの動向なども紹介しています。
 本書に触れる人は、「これだけ分かりやすく、温かい、羽のように軽やかに舞う神学書は世界にも例を見ないのではないでしょうか。子どものように御父に甘えながら楽しんで神学ができる、老いも若きも、思い立ったが吉日、今日から神学を学んでみようという気持ちにさせてくれる、そんな本は、他にはないです」(解説より)という言葉の通り、神学の基礎を愉しみながら自然に学んでいくことになるでしょう。

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