なぜ詩を書き続けるのか、と問われて

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著者:北川透 
出版社:思潮社 
価格:2,800円

発売日:2015年06月
判型:A5/ページ数:173
ISBN:9784783734680

内容情報(日販商品データベースより)

わが循環器たち

ワタ シ タチ バラバラニサレタ骸骨ノ六ツノ断片
ワタ シ タチ 死後ノ植民地ノ貨幣ヤコトバヲツカウ
ワタ シ タチ シデナイシカ シガナイシカ
(「笑うマネキンたち」)

「いつからか、詩はわたしにとって、身体に例えれば循環器になっている。これまで幾度も直面した、生活上や精神上の危機を、いちおう乗り越えられてきたのも、書くという行為、特にその中心に詩があったからだ、と思う」(覚書)。詩と批評の両輪で走りつづける著者が、「六片シリーズ」として震災をあいだに書き継いだ新詩集。162の詩片群が烈しく今を生きようとする。
装幀=毛利一枝

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