なぜヒトだけが「寝かしつけ」をするのか?
オランウータンの子育てからヒトの進化を考える
― 子育ては、ヒトの進化をのぞく窓 ―
「森の哲人」ともいわれるオランウータン。
群れを作らず樹上で生活し、遺伝的には最もヒトに近い動物の一種で、ヒト以外では最も長い時間をかけて子育てをする「少子社会」を生きる動物としても知られています。
長年オランウータンの研究に携わる著者が、ボルネオでのフィールドワークと自身の子育ての経験を通して得たヒトとオランウータンの生態の違いや意外な共通点まで、「子育て」と「進化」の不思議に迫ります。