地域芸術祭とは何か

平凡社新書 1110 
仕入元在庫あり

著者:山本浩貴 
出版社:平凡社 
価格:1,250円

発売日:2026年07月
判型:新書/ページ数:288
ISBN:9784582861105

内容情報(日販商品データベースより)

大地の芸術祭、瀬戸内国際芸術祭をはじめ、日本では大小さまざまな地域芸術祭が開催され、多くの観光客がアート鑑賞を目的に全国各地を訪れている。地域活性化につながるとの肯定的な評価が与えられる一方、そのあり方への批判やリスクの指摘もなされてきた。
本書では地域芸術祭の歴史をたどるとともに、地域芸術祭をめぐるさまざまな議論を整理した上で、これからの地域芸術祭の課題と可能性を多角的な視点から考える。

【「はじめに」より】
本書は、地域芸術祭を批判的に考えるために執筆されました。よく誤解されますが、「批判的に」考えるとは単なる粗探しではありません。批判的に考えるためには、対象と適切な距離を保つことが必須です。それにより、良い部分と悪い部分が客観的に判断できるようになるからです。「良い部分」を「利点」や「可能性」、「悪い部分」を「欠点」や「限界」と置き換えてもいいでしょう。もちろん、私たちが完全な客観性を得ることは不可能です。どれほどそうあろうとしても、必ず主観が入ってしまうのが人間の思考だからです。そのことを踏まえたうえで、本書はできるかぎり客観的な立場から議論を進めます。
(中略)国内の地域芸術祭ブームが落ち着いた今、「地域芸術祭とは何か」という問いを「批判的に」考える時期が訪れました。本書は、その最初の試みです。

【目次】
はじめに 地域芸術祭を「批判的に」考える
第1章 芸術祭とは何か
第2章 地域芸術祭の歴史
第3章 地域芸術祭をめぐる議論
第4章 地域芸術祭の可能性
第5章 地域芸術祭の課題
おわりに

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