茶屋占い師がらん堂 すずの花札
「道はひとつじゃない――」最福神社門前の茶屋「たまや」の一角では、占い師・一条宇之助が「がらん堂」として花札を用いた占い処を開いている。
ある夏の日、たまやの看板娘すずは、占い用の自分の花札を買うために、宇之助の馴染みの店へ連れて行ってもらっていた。
そこで目の前の小箱に手を伸ばすと、菖蒲の花を持った大男が飛び出してきて……。
そして宇之助の元には、助言通りに事を運ばなかった客が再びやってくる。
「もう一度占ってくれないか」宇之助は快諾するが――。
占いは、道しるべ。
大人気占い時代小説、パワーアップの第六巻!