フージャの休日
著者:セオドア・ドライサー 村山淳彦
出版社:小鳥遊書房 鍬谷書店
価格:3,600円
発売日:2026年07月
判型:四六判/ページ数:667
ISBN:9784867801055
「われわれがこの地上で手に入れる事物なんて、何と儚いことか」
1915年8月、ドライサーは友人の挿絵画家とともに、ニューヨークから二人共通の故郷であるインデイアナ州まで、およそ2000マイル、2週間の自動車旅行に出た。ジャンルや文体の一貫性など歯牙にもかけないようなドライサー文学の特徴があますところなく込められ、のちのロード・ブックやロード・ムービーの源流にもなった旅行記。
本書は、アメリカにおける自動車旅行をはじめて主題にとりあげ、新ジャンルを創設した著作であり、当時の批評家に「ドライサー著作の最高の達成」と絶賛され、シャーウッド・アンダーソンの愛読書になり、そして、ウィリアム・フォークナーにひとかたならぬ影響を与えた。