戦争に協力したゲームたち
第二次世界大戦のプロパガンダ
第二次世界大戦当時、さまざまなカードゲームやボードゲームが作られた。それらの中には、少年たちの戦意を煽り、軍に志願させ、灯火管制や空襲時の避難・消防に協力させる目的で作られたものもあった。遊びを通じて、子供たちに戦争を支持させるプロパガンダとなっていたのだ。
戦闘機や戦艦をモチーフとしたもの、自国の指導者たちを賛美するもの、敵機のシルエットを見分けるためのものなど、多種多様なゲームが戦争のために作られ、子供たちに遊ばれていた。
本書では、ドイツ、イギリス、アメリカで作られた「戦争に協力したゲームたち」を採りあげ、その内容や、プロパガンダの目的、戦争との関りを解説していく。 また、日本語版では、翻訳者・赤野工作による、日本の戦争協力ゲームの紹介も追加している。