敦煌変文・俗講と民間信仰の世界

大地の文学と信仰

アジア遊学 319 
仕入元在庫あり

著者:荒見泰史 
出版社:勉誠社 
価格:3,500円

発売日:2026年05月
判型:A5/ページ数:336
ISBN:9784585325659

内容情報(日販商品データベースより)

中国西北、甘粛省西南部に位置し、古来より東西往来の要衝として栄えてきた敦煌。
この土地から一九〇〇年に発見された「蔵経洞」文献は約六万四〇〇〇点に及び、その大半は手書きで、経典、注釈、帳簿、書状、地方行政文書、歌謡、説話、教育用の手本など、その内容は驚くほど多岐にわたる。
その中核をなす一群が、講唱文学と呼ばれる文献群――変文、講経文、押座文、讃文、取散文などである。
それらの多様な史料は、どのように交錯し重なり合い、歴史的現実を描き出してきたのか。
そして、その文化的営為が日本を含む東アジアへとどのように伝播し、変容し、再創造されてきたのか。

六朝から唐宋にかけての東アジア世界において、人々がいかに「大地」に根ざしながら文学を生み出し、信仰を育み、思想を形成してきたのかを問い直す。

<< 前のページへ