暁斎春画 新装版
著者:石上阿希 定村来人 イスラエル・ゴールドマン
出版社:青幻舎
価格:3,000円
発売日:2026年04月
判型:A4変/ページ数:228
ISBN:9784868310471
河鍋暁斎のわらいゑ(春画)は、みんなで春を笑い、性を笑う
新装版で再登場!
老いも若きも男も女も、貴族も僧侶も神さまも、鬼も達磨も動物たちも、みんなまとめてまるはだか
性の交わりを描いた絵を、春画と呼ぶ習慣は明治以降のことで、暁斎の時代には「春画=わらいゑ」と表されるのが一般的だった。身分階層を問わず日々の暮らしに溶け込み、目を愉しませるばかりでなく、嫁入り道具として、さらには縁起物、厄除け火除けとして、笑いをもたらす春画は福をもたらすおめでたいものとされていた。
暁斎は「性」と「笑い」が同居する「わらいゑ」としての春画の性格とその伝統を、最もいきいきと受け継いだ絵師である。暁斎の春画は、笑絵としての春画の「最後の大笑い」であったと言えるかもしれない。