中小企業コーポレートガバナンス論
所有と経営の分離、エージェンシー問題を起点とするコーポレートガバナンスは、所有と経営が一致する中小企業には関係ないテーマだとされてきた。
しかし、VUCAの時代と呼ばれ、より質の高い経営判断が求められる時代になって、むしろ中小企業にこそコーポレートガバナンスの確立が求められている。
中小企業のコーポレートガバナンスに正面から体系的に向き合った本邦初のコーポレートガバナンスの研究書である。
マクロ的アンケート調査や10社の個別企業の調査も盛り込み、中小企業のコーポレートガバナンスの実相と課題を明らかにしつつ、そのフレームを体系的に整理している。
また、中小企業版コーポレート・ガバナンス・コード案を掲載するなど野心的な著作となっている。