三島由紀夫の作家像形成のストラテジー
著者:中村佑衣 出版社:ひつじ書房 価格:7,000円 発売日:2026年02月 判型:A5/ページ数:232 ISBN:9784823413377
三島由紀夫の作家としての立場を確固たるものにしたのは『金閣寺』であるが、その三島のイメージを固定化してよいのか。本書では、従来は看過されてきたそれ以前の短編小説にも光を当て、ニーチェなどの哲学思想から三島の文学理論を解釈し、三島の作家像の生成と脱構築の過程を辿り、従来の確固とした三島像を問い直す。三島が求めた固定化されない作家像は、メタバースが普及しつつある現代の主体の在り方にも通じるものがある。
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