近世奥羽の狩猟管理
弘前藩・盛岡藩・秋田藩のマタギと熊
著者:村上一馬 出版社:清文堂出版 価格:11,000円 発売日:2025年12月 判型:A5/ページ数:434 ISBN:9784792415419
熊をめぐる論議が喧しい。熊と対峙するマタギはとかく山間部の住人と捉えられがちだが、天明等の飢饉による高持百姓没落前はむしろ平地に多かった形跡がある。利用部位への関心も、皮革から胆へと移行していく。一方、熊相手の武器としての銃所持・使用も、文政年間まで解禁しなかった秋田藩その他厳しかった日本海側諸藩と鷹揚だった伊達・南部家の対照ぶりが顕著で、また猟師の鼓舞策にも各藩の領民との向き合い方が看取できる。
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