原爆80年

被爆と核をめぐる過去・現在・未来

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著者:金栄鎬 井上泰浩 
出版社:人文書院 
価格:3,800円

発売日:2025年12月
判型:四六判/ページ数:360
ISBN:9784409520987

内容情報(日販商品データベースより)

「核の力が支配する世界が現実だ」と達観していいのだろうか

広島・長崎の経験から核廃絶への具体的な道筋を多角的に探る



歴史学、社会学、メディア論、国際関係論など多彩な視点から「被爆と核」の過去・現在・未来を徹底検証し、被爆地の内側から、そして外側からの視線によって、これまで自明とされてきた記憶を問い直す。諦観を打ち破り、未来への声を上げるための書。



◎目次

序 章 井上泰浩/金栄鎬



第一部 被爆地の状況から



 第一章 森瀧市郎の軌跡が問いかけているもの

     ――非核・非戦の未来に向けて   嘉指信雄

 第二章 “Hiroshima”における「復興」の語り   古澤嘉朗

 第三章 被爆の国際的アピールの歩みと行く末

     ――一九七〇年代後半以降の広島市と日本政府の動向を中心に   長史隆

 第四章 国際平和文化都市の未来

     ――広島市平和推進基本条例の制定過程を中心に   湯浅正恵



 コラム 平和 取り組みの現場1

  ノーベル平和賞を核時代八〇年につなぐ   田中聰司(日本被団協代表理事)



第二部 被爆地への視線

 第五章 原爆神話を世論形成したニューヨークタイムズ

     〓―報道・論調の過去から現在(八〇周年) 井上泰浩

 第六章 なぜ原爆投下を記憶し継承するのか

     ――朝鮮半島出身被爆者の歴史と未来に続く課題   橋優子

 第七章 『はだしのゲン』は韓国でどう読まれたか

     ――旧植民地・分断国家における原爆観の過去と現在   金栄鎬

 第八章 原爆攻撃機エノラ・ゲイの航路と攻撃開始地点、八〇年後の修正

     ――足摺岬から東広島市・三永水源地、そして広島   井上泰浩



 コラム 平和 取り組みの現場2

  『原爆80年』ヒロシマによる全国を対象とした平和学習の本格展開

        谷史郎(広島平和文化センター副理事長)



第三部 核廃絶に向けて

 第九章 人類は戦争を廃絶できるか――一九五五年ラッセル=アインシュタイン宣言

     から考える国際秩序の未来   太田育子

 第一〇章 核保有国を含めた核軍縮・廃絶プロセスに向けて

     ――ヘドリー・ブルの軍備管理論を手がかりに   秦野貴光

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