芸人短歌 2

仕入元在庫あり

著者:井口可奈 相川弘道 大久保八億 
出版社:笠間書院 
価格:2,000円

発売日:2025年12月
判型:四六判/ページ数:144
ISBN:9784305710666

内容情報(日販商品データベースより)

個人制作冊子で話題沸騰!芸人による短歌連作「芸人短歌」が書籍化



個人製作冊子Zine版「芸人短歌」「芸人短歌2」に収録された短歌に加えて新作短歌も掲載。



若手からベテランまで、芸人33名の短歌が詠める1冊



店員の爪が光で溢れてて今日の割引券が出せない

加賀翔



「あとがきにかえて」より

以前から、芸人さんにとっての創作が小説の分野に偏っているのは不思議だなと思っていました。小説を書くのにはかなりの時間をとらせてしまうし、本を一冊出すことはさらにかかる時間も出版にかかるお金も手間も大きいし、あまりにリスキーです。じゃあ短歌ならもうすこし気軽に手が出せるのではないか、また、それぞれの個性がばきっと出るのではないかと思って「芸人短歌」というものをはじめたのだったように記憶しています。

 zine『芸人短歌』の初版は2021年11月です。当時と今では多くの芸人さんと短歌の距離がかなり違っており、ここ数年で、短歌をつくっている芸人さんはかなり増えたという実感を持っています。短歌というものの広まりもそうなのですが、創作をやっているということがお笑いの活動に対して以前よりマイナスではなくなってきたのかもしれないと思う部分もあります(たとえば昔は芸人さんが小説を発表すると「小説の本出したのかよ〓作家先生じゃん〓」みたいないじりをされている場面を頻繁に見かけました)。

 これから短歌は、お笑いは、芸人と短歌のかかわりはどうなっていくのだろうということについて、わたしがコントロールできるような波ではないと思っています。わたしができるのはサーフボードの貸し出しだけで、乗りこなすのは芸人さんの力です。いいときにサーフボード屋さんを開いたという気はしています。





【目 次】



芸人短歌1

特に抑揚のない日々 ブティックあゆみ

優先席 鈴木ジェロニモ

生きていく 根本ろ過(車海老のダンス)

おしっこは端っこ 船引亮佑(ガクヅケ)

なんでこんな 大久保八億

酔ってないフリ 加賀翔(かが屋)

木田短歌 木田(ガクヅケ)

有題 岡田百永(ナガオサフェスタオカダ)

21回目の10月28日 サツマカワRPG

インターネットに君が散らばる 谷口つばさ

台詞と名前 相川弘道



芸人短歌2

知っていますか? 大久保八億

何が 高橋鉄太郎(マタンゴ)

ちいさくて純粋な大豆のいきもの プノまろ

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