「われ感ず、ゆえにわれ在り」の美学

ドイツ啓蒙主義における「感情」と「感覚」の系譜

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著者:杉山卓史 
出版社:思文閣出版 
価格:7,500円

発売日:2025年12月
判型:A5/ページ数:260
ISBN:9784784221165

内容情報(日販商品データベースより)

18世紀、バウムガルテンの手により誕生した美学は、当初「感性の学」として構想された。しかしその後ヘーゲルらによる再編を経て、「美」や「芸術」の哲学へと変容していく。
本書はそうした歴史的展開を踏まえつつも、18世紀ドイツに端を発する美学の原点に立ち返り、「感情/感触(Gef?hl)」と「感覚(Empfindung)」という二つの概念に光を当てる。カント、ヘルダー、メンデルスゾーンらの思想のなかで、これらの概念はいかに捉えられ、そしてどのように美学の理論形成に寄与してきたのか。

さらには、アカデミーの懸賞課題や翻訳といった当時の外的要因、実際の芸術現象たる多感様式の分析など、多角的な視点からその展開を探りつつ、現代の美学的議論や認知科学にも通じる知的地平を拓く。

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