朝鮮植民者

ある明治人の生涯

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著者:村松武司 斎藤真理子 松井理恵 
出版社:皓星社 
価格:2,700円

発売日:2025年11月
判型:四六判/ページ数:320
ISBN:9784774408712

内容情報(日販商品データベースより)

祖父の語りが、植民者・日本人の生活と内面を浮き彫りにする名著の復刊。



生まれ故郷を出奔した男の目に、植民地・朝鮮は無限の可能性を秘めて映った。

3代目植民者として「京城」に生まれた孫に、この初代植民者の祖父・浦尾文蔵が赤裸々に語った波乱の生涯。

その語りが、当時の日本人の生活と内面を浮き彫りにする。

戦後80年、知られざる名著を、充実の解説を加えて装い新たに刊行。





植民主義の矛盾に囲まれて生まれ育ち苦悩するも、敗戦へと突き進む軍国主義に飲み込まれ、みずからの道を選ぶことすら困難であった三代目植民者たち。祖父にとってあたりまえの表現が、孫にとっては耐えがたい表現であったことは想像に難くない。本書は、世代の異なる植民者のあいだの緊張感をはらんでいる。

−−松井理恵(社会学者)解説「浦尾文蔵の京城と村松武司の「京城」」より



植民地主義を克服する、と言葉で言うことはたやすい。

しかし実際には、このような一人一人の具体的な人生を参照し、記憶するしか方法はない。その有力な方法の一つとして、本書は長く読み継がれる価値がある。

ーー斎藤真理子(翻訳者)解説「後ろ暗さを正面に引き据えて」より

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