「開発の基盤」構築論

製品コンセプトを軸にした多様なカテゴリーへの継続的展開戦略

仕入元在庫あり

著者:陰山孔貴 竹内竜介 
出版社:白桃書房 
価格:2,909円

発売日:2025年11月
判型:A5/ページ数:220
ISBN:9784561268055

内容情報(日販商品データベースより)

近年、企業の競争環境が厳しくなり、急激な価格下落を伴うコモディティ化が多くの産業において一般化している。そこで「他社に模倣できない価値づくり」が必要とされ、その際、技術を軸に考えることが多い。しかし、技術のみを開発の軸にしていてはどうしても展開する製品の幅が狭くなってしまう。さらに、昨今は技術の進展や企業が模倣するスピードが加速しており、ある時期において業界の標準技術であったものが、すぐに他の技術に取って代わられることも珍しくない。

本書は技術に代わる開発の拠り所として、製品コンセプトに着目し、モノづくり企業であるシャープのヘルシオ・シリーズ(9製品)の連続的開発事例を丁寧に分析。これまで十分に研究の蓄積のなかった、多様な製品カテゴリーへの継続的な製品開発の実態と、そのプロセスにおける製品コンセプトの役割に迫る。

そして、製品コンセプトを軸に、製品カテゴリー、技術を組み合わせた、面としての「開発の基盤」という、オリジナルの概念を導入し、コモディティ化克服へのメカニズムを分析する。

筆者たちの長年にわたる研究の成果である本書は、製品開発論に新たな視点を提供するとともに、実務家に役立つよう、わかりやすく実践的な記述が工夫されている。

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