21世紀の擬制資本論
変容する資本主義
本書を読むと、資本主義が生きながらえている理由が株式をはじめとする擬制資本によるものであることがよくわかる。エコノミストや主流派経済学者には見えない世界が、『資本論』に通暁している鎌倉氏には見えるのだ。
佐藤 優(作家・元外務省主任分析官)
現代社会をマルクス学でどう読み解くかを、『資本論』研究70年の著者が問う警告の書である。
低迷するマルクス学は現代に通用するのだろうか? 宇野弘藏学派の継承者の著者が現代社会の問題を何が問題で、何が核心なのかを問いかける書でもある。
読後改めて、「目を開かせてくれる」ことになるだろう。
本書編集委員