激流 下 新装版

徳間文庫 しー22ー16 
仕入元在庫あり

著者:柴田よしき 
出版社:徳間書店 
価格:930円

発売日:2025年11月
判型:文庫/ページ数:496
ISBN:9784198950743

内容情報(日販商品データベースより)

悲劇の幕開けを告げる
哀しいフルートの音色!

イッキ読み間違いなしのサスペンス完結篇!


この小説に登場する男女それぞれの人生がみな大きな曲がり角に来ていたり、
忘れたはずの過去に悩まされたりするのも、同時に日本という国自体も
また大きな曲がり角にあり、そんな時代の空気を作者が敏感にかぎとり、
登場人物たちに重ね合わせたのかもしれない。
――吉野仁(解説より)


失踪した中学時代の同級生・冬葉から、同じ班だったメンバーに次々と届くメール。
美弥、圭子、貴子、鯖島、東萩……三十五歳になった同級生たちは
それぞれ現実の闇と闘っていた。
離婚、リストラ、薬物依存、不倫……。
メールの謎を解く手がかりを求めて美弥は冬葉の母親を訪ねる。
そこで当時の担任・旭村が失踪していることを知る。
運命の激流に流されながら冬葉の失踪の真実に辿り着いたとき、
彼らの胸をよぎったものは?

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