みんなが知りたい!ヘビのひみつ 長くてこわくてうつくしいヘビのミステリーにせまる
著者:橋元浩一
出版社:メイツユニバーサルコンテンツ
価格:1,720円
発売日:2025年10月
判型:A5/ページ数:128
ISBN:9784780430868
★ ヘビ博士になれる!
★ 調べ学習にも役立つ!
★ 写真やイラストでやさしく解説
*みぢかにいるヘビ、世界の巨大ヘビ、
ちょっと変わったヘビ
*神話や伝説に登場するヘビのはなし
*気になる! ヘビの体の動かし方
手足がなく、
地面をはって移動するヘビ。
ちょっとこわいけれど、
ミステリアスで魅力的ないきものです。
本書では専門家のニョロ先生が
ヘビのふしぎな生態や
世界中のさまざまな種類のヘビを
解説します。
この本を読めばヘビ博士になれるかも?
さあ、ヘビのミステリーを
解き明かしましょう!
◇◆◇ 監修者からのコメント ◇◆◇
みなさんは「ヘビ」と聞くと、
どのようなイメージを思い浮かべるでしょうか。
するどい牙や長い体を思い出して、
ちょっとこわいと感じる人もいれば、
ふしぎでカッコイイと感じる人もいるかもしれません。
実はヘビはとても古い時代から
人間と深いつながりを持つ生きものなのです。
この本では、ヘビの体のひみつや
食べもの、暮らし方など、
生態について紹介しています。
そしてそれだけではなく、
昔の人たちがヘビをどのように考えてきたか、
「ヘビと文化」についても取り上げています。
世界の神話や伝説に登場するヘビ、
日本の昔話に出てくる大蛇、
そしてお祭りや信仰に関係するヘビの姿など、
文化的な面からみたヘビについてもまとめてみました。
ヘビはときには「こわいもの」
「死をつかさどるもの」として語られる一方で
「幸福のしるし」「命の再生をあらわす存在」
として大切にされてきました。
生きものとしてのヘビと人の心の中に生きるヘビ。
この二つの顔を知ることで、
ヘビがなぜこんなにも長い間、
人をひきつけてきたのかが、
わかってくるでしょう。
生きものとしてのヘビと、
関連する文化を合わせて知ることで、
ヘビをより広く知ることにつながります。
この本を通して、ヘビが自然の中でどんな役割をはたし、
人々の想像力や信仰心の中で
どのような存在になってきたのかを、
いっしょにさぐっていきましょう。
ページをめくるたびに、
ヘビのふしぎな世界が広がっていきます。
きっと「こわい」「気持ちわるい」
というイメージだけで語り尽くせない、
ヘビの魅力に出会えるはずです。
ジャパン・スネークセンター非常勤研究員
ニョロ先生こと橋元浩一