文化資本論

哲学する日本の資本作用

知の新書 C04 
仕入元在庫あり

著者:山本哲士 
出版社:文化科学高等研究院 読書人 
価格:2,453円

発売日:2025年10月
判型:B40/ページ数:288
ISBN:9784924671904

内容情報(日販商品データベースより)

構造化する作用としての文化資本を提起し深めてきた、世界第一線の理論生産。ブルデューの「構造化された諸構造」としての文化資本論の先を開く。<非分離、述語制、場所、非自己>の日本原理とその資本作用は、近代の「分離、主語制・客観制、社会、自我自己」に代わる、新たな普遍原理の作用である。
マネジメントはたまたま経済企業で最初に使われたのであって、政治、経済、制度、社会、文化のあらゆる局面で要される技術であり、文化資本がその軸になる。
智的資本と情緒資本とによって、文化資本は働きの中の働きをなす。シニフィアンとしての資本作用の、本源的な総括の書。

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