“神渡る湖”とともに
神姓・中澤一族ヒストリー
著者:中澤章
出版社:みなと 清談社Publico
価格:1,800円
発売日:2025年10月
判型:四六判/ページ数:192
ISBN:9784909979896
ワカサギ釣りの常識を変えた男が語る、諏訪湖とともに生きた人生の記録。
諏訪大社直系の血を引く一族の歴史、最愛の妻との別れ……。
激動の軌跡を描く。
諏訪湖に生まれ、諏訪湖とともに育った男の人生──。
昭和9年、諏訪大社の神域ともいえる諏訪湖のほとりに生まれた中澤章。
ワカサギ釣りに革命をもたらした“ドーム船”の開発者として知られ、寒さ厳しい冬の湖上でも快適に釣りができる環境を作りあげた。
本書では、諏訪大社直系の血筋を引く中澤一族の歴史とともに、激動の昭和・平成を生き、ワカサギ釣り界をリードし続けてきた著者の半生を語る。
神渡る湖≠ニともに歩んだ日々、仲間たちとの交流、そして妻の失踪という人生最大の試練〓〓。
一人の男の誇りと喪失、そして“湖と生きる”ことの意味を描いた、魂の自伝。
人生に四季があるとすれば、まさにいま私は冬景色の中を歩んでいる。
年間の人生はとても長かったように思うときもあれば、
まばたきをするように一瞬だった、と感じることもある。
昭和に生まれ、平成、令和と三つの時代を生きてきた私にとって
常にそばにあったのが「諏訪湖」だ。(「まえがき」より)