教師五十年、学びの日々
―教師という仕事に、終わりはなかった―
約半世紀にわたり高校教育の現場に身を置き、定年後もなお教職に携わり続けた「生涯教師」とも呼ぶべき著者による随筆集。
高校時代に出会った恩師との忘れがたいやり取り、自らの教師生活を彩った個性豊かな同僚や、囲碁将棋部の顧問として経験した劇的な逆転劇、異動のたびに感じた教え子たちとの別れの寂しさ。
一つひとつのエピソードが、長年「教育」に向き合い続けた日々の尊さを語る。
時代とともに変化する教室の風景の中で、常に「人」と向き合い、「学び」とともに歩んできた著者の経験や思いは、次世代の教育者へと受け継がれていく。
※この書籍は2007年に出版された『生涯教師』のリニューアル版です。