神学と社会理論

世俗的理性を超えて

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著者:ジョン・ミルバンク 原田健二朗 
出版社:新教出版社 日本キリスト教書販売
価格:8,500円

発売日:2025年09月
判型:A5/ページ数:700
ISBN:9784400311058

内容情報(日販商品データベースより)

本書は、教会中心主義的なポスト・リベラル神学を主張する「ラディカル・オーソドキシー」の狼煙となった問題作。アングロカトリックの社会的伝統に連なる断固たるキリスト教社会主義者の面目躍如たるものがあり、また様々な現代思想との対論は極めて刺激的である。初版は1990年、本書は2006年の第2版に基づく待望の邦訳。

「キリスト教信仰はキリスト教的実践の中にある。キリスト教信仰は、神は世界を贖うためにどのように語るのかについてのメタナラティブを繰り返し、実践することによってのみ、神と創造を確信することができる。歴史を中断させる対抗歴史的なメタナラティブを明らかにすることで、社会的存在論を体現する独特な実践である、対抗的倫理を明らかにし、義務と徳を説明することもできる。また、言葉に言い表しがたい美的な「イディオム」を明らかにすることもできる。」(本書より)

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